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2011年4月19日 (火)

【保存車両探訪】辻堂海浜公園 クハ2658

関東では桜が散り、新緑が芽吹き始めました。

私自身は、前記事の通り大学が遅れているため、暇な日々を送っています。もっとも、近い内に始まるのですが。。。

そんな中、保存車両巡りだけは順調に進めていますので、こちらで報告して行ければと思います。

さて、本日ご紹介するのは、今月15日に訪れた、辻堂海浜公園で保存されている小田急2600形クハ2658です。

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公園の真ん中に静かに佇むクハ2658。

地元駅から、約2時間。海の香りがほのかに立ち込める平塚駅に降り立った私は、改札前で使徒さんと落ち合い、近隣にお住まいの平塚電留線さんの車に同乗させて頂き、一路辻堂海浜公園を目指しました。

駐車場に車を停め、歩くこと数分。小さな交通公園の様になっている公園内の一角に、見なれたアイボリーにブルーの帯を纏った、小田急2600形クハ2658がいました。

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2600形の標準塗装とは、久々に対面。

ここで、クハ2658の来歴を少し。

クハ2658は、1964年から製造が開始された2600形の第8編成の新宿寄り先頭車として、1965年9月に新製された車両です。
登場時は5連を組んでいましたが、1967年にサハ2758を増備し、6連化。それまで18m級の車両などが活躍していた小田急線に、革新をもたらしたのでした。
その後は順調に推移していましたが、1993年に、6連2本を組み換えて8連1本を組成することになり、2658Fは2657Fと合わせて8連されました。ですが、クハ2658を始め両編成で4両が余剰となり、翌1994年に廃車。同時に廃車となった車両が解体されて行く中、クハ2658だけは解体を免れ、それまで保存されていたものの状態の悪化により解体された2200形デハ2218に替わり、同地で保存展示されることとなりました。

初めて顔を合わせた同車でしたが、塗装は最近再塗装が行われたのかとても綺麗で、状態はかなり良いと感じました。床下機器が隠れて見えないのが残念ですが、覗きこんでみるとこちらも再塗装が施されていました。

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綺麗に整備された車内。

同車は車内に入ることが出来るのですが、こちらも驚くほどの保存状態でした。最近の車両と同じパケットシートに取り替えられているのが少々残念でしたが、本当に綺麗な状態に、思わず溜息。ここまでしっかりと保守が行われているのは、とても嬉しいことです。

ちなみに、隣接している交通展示館の中には、こんなものが。

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クハ2450形の台車。

展示されていたのは、1989年までに全車が廃車となった“HE車”こと2400形クハ2450の台車。一度は以前保存されていたモハ2218の台車かと思ったのですが、説明板を見る限り違う様です。車番などは不明でした。

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海沿いの保存車両は、塩害のせいで劣化が進んで解体されてしまう場合が多いのですが、今回訪れたクハ2658は、前述しました通りとても綺麗な状態で保存されていました。

本線上で“小田急顔”の車両が引退しようとしている今、この保存車は、とても貴重な存在と言えましょう。これからも、子ども達に囲まれながら、ゆっくりと余生を過ごして欲しいところです。


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