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2010年7月14日 (水)

終焉の流星 「北斗星」からEF81引退へ

本日、7月14日。北行き夜行の代表格、寝台特急「北斗星」の先頭には、いつものEF81に代わって、青いEF510が連結されていました。

いよいよ、「北斗星」でも運用を開始したEF510。上野の新たな夜の顔として、今後の活躍に多いに期待したいところです。

ですが、それはつまり、今までのEF81の引退を意味します。

赤い流星、EF81。一つの時代が幕を下ろした本日、今までの同形式の活躍を、少し振り返ってみたいと思います。

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有名撮影地を行くEF81 81牽引の寝台特急「北斗星」。

先日の寝台特急「カシオペア」のEF510への置き換えに続き、「北斗星」でも置き換えられることになったEF81。そんな同機の歴史は、そのまま寝台特急「北斗星」の歴史でありました。

1988年3月。青函トンネルの開通と共に歩みを始めた寝台特急「北斗星」は、“移動手段”であったそれまでの寝台特急とは一線を画した“豪華さ”を売りにして登場しました。そして、上野~青森間でその先頭を飾ったのは、田端区のEF81でした。

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堂々HMを掲げ、朝の東北路を駆けるEF81 82牽引の「北斗星」(東鷲宮~栗橋間)。

最盛期には定期列車3往復を有し、一躍北行き夜行の代名詞ともなった寝台特急「北斗星」。関東地区を走る同列車の先頭には、絶えずEF81が華々しく、力強く君臨していました。

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終点まであと少し。EF81 78牽引の「北斗星」(赤羽)。

ですが、そんなEF81にも老朽化の波が。空転や故障などで大幅な遅延が目立つようになり、EF510への置き換えが発表されたというのは前記事の通りです。

そんな流れの中で、先月25日より「カシオペア」の牽引機が変わりました。そして本日、「北斗星」の牽引機がEF510へと変わりました。「北斗星」の牽引を開始してから22年。その長い旅に、終止符。。。

幼少期から同列車が通過する宇都宮線の沿線に住んでいる私。EF510への置き換えが発表された前後より、EF81の終焉までに「北斗星塗装」、通称“☆釜”と呼ばれる全13両が牽引する「北斗星」を記録する、という途方もない計画に打って出ました。

とはいえ、やろうと思えば意外とできるものでして、結局86号機以外の釜を撮影することに成功しました。。。

どうしようもない画像群ではありますが、ここで一挙公開したいと思います。なお、同時に「カシオペア色」になった3機が牽引する姿も公開したいと思います。

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78号機。☆釜最若番の同機は、一番好きで、一番よく被写体になってくれた(久喜~東鷲宮間)。

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79号機。カラフルな「カシオペア色」を身に纏い、いざ上野へ(東十条付近)。

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80号機。撮影地に着いたのが遅く、編成で撮る余裕がなかったので、思い切って流し(東鷲宮~栗橋間)。

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81号機。お召し装飾と独特な輝きを放つ車体が美しかった。

82

82号機。秋の終わりの気持ちよい晴天の中を駆け抜けていく(東鷲宮~栗橋間)。

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87号機。この日は、約6年ぶりの特急運用。最後のEF81牽引の下り「北斗星」も牽引し、文字通り“華”を添えた(東鷲宮~栗橋間)。

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88号機。1度しか会うことのなかった釜だった。

92

92号機。「北斗星」EF81牽引時代の最末期は、「カシオペア」の運用を外れた専用色のEF81が「北斗星」の運用に入ることも多かった(赤羽)。

93

93号機。地元駅へのアプローチを駆けあがって行く、力強い姿を見ることができた(東鷲宮付近)。

94

94号機。こちらは、93号機とは逆に高架を下ってくる姿をキャッチ(東鷲宮付近)。

95

95号機。「スーパーエクスプレスレインボー」の牽引指定機として側面に大きく「EF81」と描かれた特徴機であった同機は、「北斗星」一番列車を牽引した釜でもあった(東鷲宮~栗橋間)。

96

96号機。この釜も、結局一度しか撮影する機会に恵まれなかった。

97

97号機。全検を受けるまでは全く特急運用に入らなかったが、出場後は何度か牽引することがあり、これもそんな姿を捕えたカット。

98

98号機。この撮影地では、珍しく見れるものとなった1枚(久喜付近)。

99

99号機。「カシオペア色」の牽引する同列車は「カシ斗星」と呼ばれ、一部では人気があった(東鷲宮)。

133

133号機。ヒサシ付きの厳つい表情は、雪国を走ってきたという事実を、一層引き立てていた。

今後、田端区のEF81は貨物運用など頑張って行くことになります。ですが、そんな中で一部は廃車となる運命の釜もいることでしょう。

田端区の誇るスター、EF81。「北斗星」から引退しても、その姿はいつまでも語り継がれていくことでしょう。私も、その姿を一生忘れることはないと思います。

今までありがとう、EF81。そして、これからの活躍も、しっかりと頑張って欲しいところですね。


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