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2010年5月21日 (金)

新型車両で装い新たに 会津鉄道「お座トロ展望列車」

さて、会津紀行へ戻りたいと思います。

キハ8500系を撮影すべく繰り出した会津鉄道でしたが、この路線ではもう1つ、面白い列車が運行されています。その名も「お座トロ展望列車」です。

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全く意匠の異なるデコボコの3両編成。

風光明媚な風景が自慢な会津鉄道。キハ8500系の豪華な座席でのんびり巡るのもいいものですが、もう一つ、楽しみ方があります。それが、今回紹介する「お座トロ展望列車」です。

「お座トロ展望列車」とはお座敷車両であるAT‐100形AT‐103、トロッコ車両であるAT‐350形351、そして展望車両であるAT‐400形401の3両編成で運転される列車です。

とはいえ、「お座トロ展望列車」という名前自体は列車名ではありません。実際は、運転される3本にそれぞれ「トロッコ会津浪漫」を冠に、1本目は「花」、2本目に「風」、3本目に「星」がそれぞれ末尾に付けられています。

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ヤマザクラを背に走る「トロッコ会津浪漫花」(芦ノ牧温泉南付近)。

「お座トロ展望列車」は、前述の通り1.5往復が設定されています。画像は、会津若松発の1本目、「トロッコ会津浪漫花」です。

先頭に立つAT‐100形AT‐103は、開業当時から使用されているAT‐100形の残党。他の同形列は前記事で紹介したAT‐500形、AT‐550形に置き換えられ既に運用から離れています。

続いて、塔のへつり付近の撮影地で先ほどの折り返しである「トロッコ会津浪漫風」を撮影。

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巨大な窓ガラスが特徴的なAT‐400形「風覧望」(塔のへつり~湯野上温泉間)。

「トロッコ会津浪漫風」は、先ほど最後尾であったAT‐400形AT‐401「風覧望」を先頭にして運行されます。

ところで、このAT400形、なんとも奇抜なことにJR東日本で運用されていたキハ40 511を改造したものとなっています。連結面側の前面に、その面影が残されています。

また、先ほどの画像、こちらの画像、どちらでも前面を見ることのできていない真ん中に連結されているトロッコ車両、これはAT‐350形AT‐351、今年から営業を始めた新型トロッコ車両です。従来のAT‐300形が老朽化のため運用を離脱したため、その代替として新製された車両となっています。

そんな、引退したAT300形AT‐301は、駅長ネコ「ばす」の存在で一躍有名になった芦ノ牧温泉駅の側線に留置され、休憩所として一般に開放されています。

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AT‐400形以上に珍しい形態そしている、AT300形AT‐301(芦ノ牧温泉)。

桜の咲き誇る芦ノ牧温泉駅の片隅に、あまりにも衝撃的な外観を持つAT‐300形。もちろん、その種車は国鉄を代表する通勤型気動車、キハ30形です。

引退した同車は、どうやら保存を前提としてここに留置されているようです。
同地では前述の通り休憩所として利用され、車内はとてもゆっくりとした時間が流れていました。
今後も、末永く保存されることを期待したいですね。

いかがでしたでしょうか。私自身、撮影したいという気持ちよりも、乗車してみたいという気持ちの方が珍しく上回っています。

会津のトロッコは、毎週末運転されています。今度の休みは少し趣向をかえて、このような列車を撮影されに行かれてみても面白いかもしれません。


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