のんびりとした午後 ~隅田川駅にて~
学校最寄り駅から快速に乗り込み、一路北千住へ。ここから乗り換え、向かった先は南千住でした。
駅を出たらすぐにある跨線橋の下に通るたくさんのレール。ここが、貨物駅である常磐線貨物支線隅田川駅です。
まずはDE10 1553がお出迎え。
跨線橋よりレンズを向けると、まずは入れ換え担当の車両が。この入れ換えには新鶴見区のDE10が充当されています。
もう1両はDE10 1556。
入れ換えは基本的に2両のDE10が担当しています。この日は、偶然にも更新塗装の車両は充当されておらず、原色の2両が入れ換えに従事していました。
こうしていると、こんな面白い光景に出合いました。
到着するコンテナ列車・・・ではなく。
一見、到着する列車のように見えますが、実はこれ、推進でこちらに向かってきているんです。
この隅田川駅は、向こう側が終端となっており、そこから先にはレールが続いていません。なので、特に常磐線を下る列車は、この駅から出発する際に一旦推進で出発し、常磐線へ続く連絡線へ分かれるポイントを過ぎた所で一旦止まり、改めて出発していきます。
さて、反対側へ目を向けてみると・・・。
貫通扉の剥がれが酷いEF65 1086。
振り向くと、田端操へと続く線路が。少し前に到着したEF65 1086が入れ換え灯を点灯させて停車中、その奥には先ほど推進で出発したEF81 58牽引の貨物列車が折り返しの出発を待っています。
さて、実は今回ここを訪れたのには理由がありました。6789レ、高崎線を下るワム貨を撮影したいと、思った訳です。
出発時間になると汽笛が聞こえ、列車がゆっくりこちらへ向かってきました。
EF64 1034を先頭に、一路新潟へと出発する6789レ。
この列車はEF64 1000番台の重連が充当されており、この日も更新塗装の重連が特徴的な「ブルートレイン」を牽引し、出発して行きました。
この駅の入れ換えは止まることはない。
ひっきりなしに動き回るDE10を見つつ、のんびりとした午後を過ごしてきました。
色々な列車が到着するこの隅田川駅。東北方面へ向かう列車のターミナルとして、今後も機能し続けることでしょう。
貨物輸送力増強事業も開始され、機関区なども移転してくることになった隅田川駅。これからの動向に、要注目です。
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