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2009年12月28日 (月)

国鉄色の峠越え 最後の冬を迎えたキハ52形を撮る!

さて、前記事の続きです。

前記事でも記した通り、先日、JR西日本より、今度のダイヤ改正において大糸線南小谷~糸魚川間で運用されているキハ52形3両を、キハ120形に置き換えることが発表されました。

兼ねてから撮影に行きたいと思っていた同線ですが、この発表があり、また久しぶりに遠征もしたいと考えていたので、この度北陸方面への遠征を決定するに至りました。

本格的な雪国での撮影はほぼ初めて。そんな私に、本当に雪国はとても辛く、そして素晴らしい経験をさせてくれました。

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雪国を力走し、終着駅に到着したキハ52 125(糸魚川)。

前記事の通り、快速列車で南小谷に到着した一行は、夜が明けるのを待ち、まず最初のポイントへ移動。首都圏色のキハ52 156による422~423Dを狙いました。

まずは、南小谷行き422Dから。

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スノーシェルターを抜け、雪道を力強く走るキハ52 156(南小谷~中土間)。

初めて見る、大糸線のキハ52形。雪の中で強烈な存在感を示すその姿に、私たちは感服。それと同時に、この後の撮影の成功を確信したのでありました。

これを撮影した後は、すぐに下り423Dを撮影すべく次のポイントへ。文字通り「お立ち台」となっている坂道の途中から、絶景の中やってくるであろうキハを待ちました。

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これぞ本当の「絶景」というべきもの。

ファインダーを覗いた私は、思わずため息を漏らしてしまいました。こんな絶景、今までに見たことがありません。

そして、その中をゆったりと進んでくる国鉄色のキハ52形。もう、声が出ませんでした。。。

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満員の乗客を乗せ、通過していくキハ52 156。

車体長が長いのが特徴的な、キハ52形。キハ20形と同じ車内設備を持ちながら、エンジンを二基積んでいる関係上、同形式より1.3mも車体長が長くなっています。

さて、撮影地にいた全員で通過していく姿を見送った所で、挨拶を済ませて南小谷駅。
南小谷の待合室には、雪国らしくコタツが。人がいなくなったのを見計らってぬくぬくしつつ、旧国鉄気動車色を纏うキハ52 125による426Dを待ちました。

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到着するキハ52 125を流してみた(南小谷)。

この行程の中で一度はやりたかった流しをここで決め、到着してA7編成と並ぶ同車を撮影すべく反対ホームへ。

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現在の大糸線の主力車両同士の並び。

大糸線の“顔”同士の並びを撮影した一行は、そのままキハ52 125へ乗車。しばし古典気動車の乗り心地を体感しつつ、次なる目的地である小滝へ向かいました。

小滝で下車した一行は、しばしの待合室で休息をとった後に一つ目の撮影ポイントである「姫川下第二橋梁」付近へと移動しました。

ここでは、線形状2回撮影チャンスがあるということで、しっかり生かすことにしました。

まずは1つ目のアングルから。

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雪の中橋梁を渡るキハ52 125(小滝~根知間)。

かなり遠目でしたが、一応撮影することができました。ですが、本命は次です。

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雪の反射を受けながらガーター橋を渡る、キハ52 125。

架線などがあり少々撮影には不向きなポイントだったので、編成撮りに。雪の反射を受ける車体が、とても美しく惚れ惚れ。。。

さて、ここでの撮影を終えたら場所をとられない内に次のポイントへ。本数が少ない路線で撮りに回るのは、移動よりも撮影を優先することになります。つまり、同じ下車駅でどれだけ違う構図を見出せるかが勝負を握っている訳です。

ということで、南小谷から下ってくる427Dは、少々趣向を変えて俯瞰撮影としてみました。

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トンネルの上から俯瞰撮影(小滝~根知間)。

こちらも思い通りにキメることができました。そもそも、このカットを写したいがためにこの界隈を選んだも同然なので、これは満足の行く結果となりました。

撮影地には、私たちの他にも多くの撮影者が。やはり、この姿を一目見ておきたい、という気持ちは多くの方が持っているようですね。

さて、最後の撮影ポイントに選んだのは、有名撮影地。小滝から少し行った所の、これまた「お立ち台」に陣を置いた一行は、雑談しつつ列車の通過を待ちました。

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気持ちの良い晴れ間の中、通過する430D キハ52 156(小滝~根知間)。

先ほどまで見えなかったお日様が、この時ばかりは気持ちの良い日差しを与えてくれました。そんな日差しの降り注ぐ中通過するキハ52形、やはりいいものです。。。

さて、これを撮影した所で退散し、駅の待合室へ戻りました。

なお、駆け足で紹介していますが、実際にはこの間に約3時間半以上が経過しています。やはり、本数の少ない路線での撮影は、時間との戦いです。

一行の乗り込む429Dは、先ほどの首都圏色の折り返し。駅先で軽く撮影できそうだったので、せっかくなので編成撮りしていくことに。

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雪を背景に到着する429D(小滝)。

これを撮影し、急いで車内へ。ボックスを確保できたので、糸魚川までの旅路をゆっくりすごすことができました。

なお、途中根知では交換があるということなので、運転士さんのご好意でホームに降りさせてもらい、夕日の中到着する対向列車を待ちました。

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432Dで到着したキハ52 125(根知)。

夕日を浴びて到着する姿には、国鉄色の本気を見せ付けられた気がしました。。。

さて、これを撮影し、車内へ戻り・・・気がついたら糸魚川でした。

糸魚川では、色々と小物なんかを撮影。そして反対ホームへ行き、最後にもう一度その姿を目に焼き付けました。

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長い停車時間をのんびり過ごす、キハ52 156(糸魚川)。

これを撮影し、大糸線のキハ52形とはお別れになりました。

この冬、最後の活躍を見せてくれているキハ52形。厳しく辛い撮影行きでしたが、その成果はとても大きなものでした。

また来れたらいいなと思いつつ、この辺りでこの記事の執筆は終わりにしたいと思います。

※次記事以降の更新は水曜日以降となります。ご了承下さい。


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コメント

 29日はお世話になりました。
運転会の後、ブログを拝見させてもらいました。僕は今まで乗り鉄で米坂線や磐越西線の国鉄形DCを追いかけてきましたが、こうやってDCの写真を見ていると、撮り鉄もいいなあなんて思ってきた次第です。次回の運転会では是非、E531系の15連を期待しています!       それではよいお年を。

投稿: なおた。の友人 常総 | 2009年12月30日 (水) 22時19分

常総さん>>
コメントありがとうございます!

こちらこそお世話になりました。
乗りも良いですが、撮りも楽しいですよ~!記事を見て頂ければわかりますが、ある程度忍耐力や、同じ目的を持った友人を持つことが必要ですが・・・。

常総さんこそ、よいお年をお迎えください。

投稿: 緑のあずさ | 2009年12月30日 (水) 22時58分

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