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2008年10月 3日 (金)

【コラム】形式付番アラカルト

※10月5日 内容改定、追加

前記事から間が空いてしまい申し訳ありません。最近、本館にアップするほどの撮影に行っていないのが現状です。。。

ということで、これから本館で記事の間が空いてしまう場合、今回のような「コラム」と私が撮り貯めた画像を放出する「蔵出し写真館」のどちらかを掲載していこうと思います。どうぞお付き合いください。

さて、今回は各鉄道会社で異なる、「形式付番のやり方」について少し見て行こうと思います。

Dscf8395

東急8590系、8694Fデハ8694のプレート。

実は先日、小田急へ行ったときのこと。一緒に行った皆さん、どうも小田急(というか私鉄会社の)形式付番の仕方がよく分からなかった様なので、解説しました・・・が、まだ曖昧な方もいるでしょうし、見ていただいている方の中にも曖昧なままな方もいるかな?なんて考え、このコラムを書いてみました。

少しだけですが、鉄道会社別に紹介したいと思います。

・小田急電鉄

問題の原点、小田急(苦笑 

小田急では、現役の編成は全て同じ付番方法となっています。

では、引退してしまっていますが、私のお気に入りの9000形例に説明していきます。なお、9000形も現役の車両と付番方法は同じなのでご安心を。

※左側が新宿方、1号車
4連:デハ9000-デハ9100-デハ9200-デハ9300 ※全電動車
6連:デハ9400-デハ9500-サハ9550-サハ9650-デハ9600-デハ9700

となります。

これを見て頂ければ分かりますが、小田急は付随車に電動車+50をしています。こうしないと、通勤型や一部の特急型ですと4連と6連で形式を分けているため、その位で収まらなくなってしまう可能性が出てくるんですね。・・・だからなのかは分かりませんが、付随車に関しては+50をして区別しています。

ちなみに、複雑な3000形でも基本を理解していれば同じです。

6連一次:クハ3250-デハ3200-デハ3300-デハ3400-デハ3500-クハ3550
6連二次:クハ3250-デハ3200-デハ3300-サハ3350-デハ3400-クハ3450
8連:クハ3650-デハ3600-デハ3700-デハ3750-サハ3850-デハ3800-デハ3900-クハ3950

途中でMT比が変更となっているほか、4連が無いのでクハ3250~から始まります。そして6連と8連があるので、やたら複雑になってしまいました。ですが、やはり基本は同じです。

ただ、一つだけややこしい例外が・・・ 

1000形だけは、この付番方法に沿っていないんですね。

というのも、1000形は小田急で唯一、4連、6連、8連、10連、全てがあるんです。しかも、派生形式の1700形も存在します。となると、当然、編成両数毎に分けてたら「1000」の中に収まりません。

ということで、1000形だけは形式付番の仕方が以下のようになっています。

4連:クハ1050-デハ1000-デハ1100-クハ1150
6連:クハ1250-デハ1200-デハ1300-サハ1350-デハ1400-クハ1450
6連(1700形):クハ1750-デハ1700-デハ1800-サハ1850-デハ1900-クハ1950
8連:クハ1050-デハ1000-デハ1100-サハ1150-デハ1300-サハ1350-デハ1400-クハ1450
10連:クハ1050-デハ1000-デハ1100-サハ1150-サハ1250-デハ1200-デハ1300-サハ1350-デハ1400-クハ1450

見て頂ければ分かるとおり、小田急では唯一違う両数の編成同士で同じ形式を含んでいる形式になっています。なお、8連は+30、10連は+40をした番号から始まっています(8連は1081F、10連は1091F~)。なお、8連は1本しか存在していません。

続いて編成呼称についてですが、小田急の編成は全て新宿寄りが1号車に設定されていますので、新宿寄り先頭車の車号を編成番号とします。つまり、デハ9004が先頭なら9004F、クハ5261が先頭なら5261Fです。

さて、小田急はお分かりになりましたか?

続いては、地元・・・

・東武鉄道

東武は東武でまた違う付番方法を取っています。

東武は、大きく分けて3パターンに分けられています。

パターン①

これは現在、8000系だけにしか使用されていません。少し遡れば、5000系列などがこれに準じていました。

では見て行きましょう。

※左が浅草方、1号車
2連:モハ8500-クハ8600
4連:クハ8100-モハ8200-モハ8300-クハ8400
6連:クハ8100-モハ8200-モハ8300-サハ8700-モハ8800-クハ8400
8連:クハ8100-モハ8200-モハ8300-サハ8900-サハ8900-モハ8200-モハ8300-クハ8400

これでお分かりの通り、8000系だけは号車に関係なく、形式で編成を分けています。いうなれば、JRに近い付番方法と言いましょうか。ちなみに、6連・8連は現在の東武では唯一同じ形式を編成内に持つ編成となっています。

パターン②

これは、8000系以外全ての通勤型に共通する付番方法です。知っておくと、何かと便利かもしれません。

では、10000系列を例に取ってみます。

2連:モハ11200-クハ12200
4連:クハ11430-モハ12430-モハ13430-クハ14430 ※10000系には4連がないので、10030系で代用
6連:クハ11600-モハ12600-モハ13600-サハ14600-モハ15600-クハ16600
8連:クハ11800-モハ12800-モハ13800-サハ14800-サハ15800-モハ16800-モハ17800-クハ18800
10連:クハ11000-モハ12000-モハ13000-サハ14000-モハ15000-モハ16000-サハ17000-モハ18000-モハ19000-クハ10000

これを見てもらえれば分かる通り、9000系以降の東武の通勤型は全て号車位置によって車番を変えていく方法を取っています。
なので、1号車だけ見ても2連はモハ11200、4連はクハ11430、6連はクハ11630、8連はクハ11800、10連はクハ11000と全て形式が違います。もちろん、基本構造は全て同じです。

もう少し分かりやすく説明しますと、1桁目は形式、2桁目は連結位置、3桁目は編成両数、4、5桁目は製造番号となっているわけですね。

では、「モハ17032」は、何でしょうか?

正解は、10030系10連第二編成の7号車となります。

パターン③

この付番方法は、100系以降の全特急型と800・850系に共通する方法です。

では、300系列を例に取ってみます。

350系(4連):クハ350-1-モハ350-2-モハ350-3-クハ350-4
300系(6連):クハ300-1-モハ300-2-モハ300-3-サハ300-4-モハ300-5-クハ300-6

これは、他社にはない斬新な付番方法です。つまり、形式の後ろのハイフンで連結位置を示しているんですね。ということで、300系301Fの場合は

クハ301-1-モハ301-2-モハ301-3-サハ301-4-モハ301-5-クハ301-6

となります。

続いて編成呼称ですが、東武は浅草(池袋)寄りを1号車に設定しています。なので、浅草(池袋)寄り先頭車の車号を編成番号とします。なので、クハ201-1が先頭なら201F、クハ8127が先頭なら8127F、モハ11267が先頭なら11267Fとなります。

さて、2会社だけですが、それでもこんなに奥が深いんですね。

ここまで書いて、既に疲れが貯まってしまい・・・なので、本日はこのくらいにしておこうと思います。他の会社は、日を追って書いてみようと思いますのでご期待ください。


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